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韓国全教組忠清南道支部との交流事業報告(その2)

 韓国全教組忠清南道支部との交流事業2日目(1月13日)の報告です。

 

 前日は、それぞれホームステイをしていただき、翌13日午前中はそれぞれホストファミリーと一緒にショッピングや熊本城見学など、それぞれの時間を過ごしていただきました。ホストファミリーの皆さんには大変お世話になりました。

 

 午後からは、今回で第16回目となる「日韓教育シンポジウム」を水前寺共済会館で開催しました。韓国全教組及び熊本高教組からそれぞれ現状や活動の報告を行ってきたのですが、今回は現在熊本の地で活発に活動を行っている高校生たちの報告も行ってもらいました。高校生平和大使や高校生1万人署名活動メンバー及びそのOBである大学生からそれぞれに活動の報告をしてもらいました。韓国の先生方にも高校生の活動は新鮮に感じられたようでした。最後に、高校生1万人署名活動のテーマソングである「この声を この心を」がリクエストがされて、高校生が歌ってくれましたが、その歌詞の内容がとてもいいので、聴いていた皆さんは涙腺が崩壊しそうになった人も多かったようです。

 

 

 

 その後、韓国全教組より韓国の政治状況(パククネ政権からムンジェイン政権に変わってからの動向など)や、韓国における近現代史教育をめぐる状況などについて報告をしていただきました。それに対して、熊本からは「熊本地震から1年9カ月・・これまでとこれから」と題して、スライド写真を使って熊本地震被害の現状やその後の復旧復興をめぐっての課題(特に学校現場における)について説明を行いました。今回も多くの参加者を得て、有意義な交流の場となりました。

 

 

 シンポジウム終了後には、毎年恒例の「熊本教育ユニオン新春旗開き」を開催しました。今回は、全教組忠清南道支部歓迎会も兼ね実施しました。各界からの来賓の方々、組合員の皆さん、そして韓国全教組の皆さん及びホストファミリーの皆さんにも参加していただき、楽しく有意義な懇親の場となりました。

 

 

 

 

 

 

author:kumakoukyouso, category:行事報告, 20:06
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