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益城町の小学生の詩「ここがいい」が心に響く!

 昨日(3月22日)の熊本日日新聞に「被災地への思い 詩に」と題した記事が掲載されていた。「ここがいい」という題の詩は、益城町立広安小学校6年生の作本脩真さんの作品である。

 

  「ここがいい」

 バリンバリン

 大きな音とゆれで恐怖を感じた

 震度七

 それをたえきった強い益城町が

 ぼくはいい

 

 ぼくはここにいる

 益城町にいる

 ここで生きている

 春に苦しい思いをした

 でもここがいい

 

 ぼくはここにいる

 益城町にいる

 ここで生きている

 どんなことがあってもここにいる

 だってここがいいから

 

 ぼくはここにいる

 益城町にいる

 ここで生きている

 地震をのりこえた強い町に

 ここにいることがぼくのほこりだ 

 

〈ぼくはここにいる〉という強い決意と、苦しい思いをしても、どんなことがあっても〈ここにいる〉と言い切る、小学6年生の心の強さに心打たれる。作本さんは「地震を経験して、ここしか僕が住むべき場所はないと初めて思った」と言う。かけがえのない場所、人、思い出・・・日常生活を送るの中では忘れそうになる、なかなか考えようとしないことに気づいたがゆえの言葉かもしれない。一方で、住みたくても住めない状況にある人たちのことも、この詩を読んで思った。〈ここがいい〉と思ってもふるさとや住み慣れた土地を去らなくてはいけなかった人たちがいたことを忘れてはいけないと思う。

 

 3月26日(日)14時から九州ルーテル学院中・高校礼拝堂で開催される「火の国 結い結いコンサート」の中で、熊本地震と東日本大震災で被災した子どもたちの綴った詩18編の一つとして、作本さんの詩も朗読される。

author:kumakoukyouso, category:熊本地震, 19:11
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教職員の時間外労働にも上限規制を設けましょう!

 今社会問題となっている長時間労働。国も超勤時間の上限規制にようやく動き始めていますが、教員の場合は「時間外手当の支給対象」になっていないこともあり、現在も上限規制の対象になっていない現実があります。

 学校現場の多忙化も国会の場で取り上げられるようにはなっていますが、どちらかと言えば、業務改善によって時間にゆとりができたら、そこでまた児童生徒のために新たな活動を入れていくということで、一向に業務が減らず、多忙化解消に進まないという現状にあると言えます。これは、「子どもと向き合う時間の確保」のための超勤・多忙化解消という視点が強くなりすぎて、新たに「子どもと向き合う」ための取り組みを始めることになっています(例えば、職員朝会をやめて空いた時間はホームルームで生徒の自学自習を見守るなど)。

 教職員の労働時間においても上限規制を行うべきであるし、単純に業務を減らしたら、その分新たに何かを行うという発想をやめないと、いくらやっても教職員にゆとりは生まれることなく、結果として子どもたちにゆとりを持って向き合う時間もなく、よりよい授業を行うための教材研究の時間もなく、学校の教育活動総体としてマイナスに働いていくことになります。教職員の時間外労働にも上限規制を設けるようにすべきです。

author:kumakoukyouso, category:その他, 14:03
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「共謀罪」の成立を許さない熊本県民集会が開催されました!

 3月16日(木)18時より熊本市中央区の辛島公園において「共謀罪の成立を許さない熊本県民集会」が開催され、労働組合や政党、弁護士など約200名が参加しました。安倍政権は、国民の強い反対で過去三度廃案になった「共謀罪」と同じ趣旨の法案を国会に提出して成立させようとしています(21日には閣議決定されるという報道もあります)。「2020年の東京オリンピック・パラリンピックに向けたテロ対策」を口実に「テロ等組織犯罪準備罪」と銘打ちましたが、政府が公表した当初案にはその名前にも内容にも「テロ」の文言はありませんでした。「戦争法」である安保関連法を「平和・安全」法制と呼んでいたときと同じような世論捜査のための虚言であります。

 主催者挨拶の後、「共謀罪」についての説明を中島潤史弁護士より行われました。中島弁護士は、「組織的犯罪集団」や「準備行為」の定義があいまいな点について問題指摘をし、話し合うだけで罪になるおそれがあるという日本で初めての規定であること、しかしそれなのに十分が議論がないままに成立させようとしていることの問題性を話されました。「国連国際組織犯罪防止条約」を批准するために必要だと政府は説明するが、現行法でも十分対応できること、この国際条約の締結国のほとんどが「共謀罪」のような立法措置もせずに条約を批准していることなども話されました。

 このようにウソと詭弁を弄しながら、集まって話し合うだけで処罰できるようにし、すなわち個人の内心や思想そのものを処罰の対象にしようとしており、政府に批判的な行動を展開している市民団体の活動までも制約されるおそれがあるという非常に危険なものです。

 各政党からの挨拶を受けて、アピール採択後、辛島公園からサンロード新市街、下通アーケード街を通ってパルコ前までパレードを行い、通行する人たちに訴えて歩きました。

author:kumakoukyouso, category:連帯行動, 16:12
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同調から協調の社会へ 〜今朝の熊日新聞記事より〜

 今朝の熊本日日新聞「W&M(ウイメン&メン)のコーナーに以下のような記事が掲載されていました。読まれた方もおられると思います。このコーナーは、毎月第2火曜日に掲載されているもので、女性を取り巻く問題から男女ともに生きやすい社会を考えるというコンセプトで記事が構成されています。

 記事によると、日本の議会への女性進出は193か国中163位(列国議会同盟調べ)。熊本県議会は定数48のうち女性は3名。熊本県立大学総合管理学部1年生の宮井渓さん(19歳)は、岩田智子県議のもとでインターンシップを経験した学生です。その経験を通して、宮井さんは「女性が生きにくい国のままではいけない。同世代の女子に、もっと政治に関心を持ち必ず投票に行こうと言いたい」と述べています。

 また、熊本市のグループホームで働く介護福祉士の串山靖明さん(36歳)は、一昨年1か月の育児休業を取得。休業中は双子の娘たちの世話、炊事、そうじ、洗濯などの家事をこなし、赤ちゃんのことも学べる貴重な時間だったそうです。しかし、県内男性(正社員)の育児休業取得率はわずか2%という現状。ちなみに、熊本県立学校及び県教委事務局において、2010年から2014年までの期間で男性が育児休業を取得した割合は5%と大きな差はありません。男性の育休取得の政府目標は、2020年までに13%ですが、到底今日の職場実態の中では困難な数字だと記事では指摘してあります。今日の社会状況を見るとその通りだと思います。

 ジェンダーと男性性研究専門の京都大学・伊藤公雄教授は、「経済も社会の仕組みも変わってきたのに、人々の性別役割意識が変わっていないことが男女の生きづらさを生んでいる」として、「日本は個人が常に周りを見ながら周りに合わせようとする同調型の集団社会だ。他人に必要なことを周りが理解し問題を共有して解決する協調型と違って、社会が変わりにくい」と指摘。そして、「女性の妊娠出産の機能に十分な配慮をし、同時にその機能を持つからといって不利益を生じさせないことを基本ルールとしながら、互いに助け合う協調型の社会にしていかなければならない。性的少数者(LGBT)の存在も合わせ、男女の二分類で考えず多様性を認め合うことが生きやすい社会につながる」と、伊藤教授はこれからのあるべき社会について述べておられます。

 

 2017年4月から、熊本県も「妊娠、出産、育児休業・介護休業等の取得等を理由とする、上司・同僚等による不適切な言動等の就業環境を害する行為(いわゆるマタニティ・ハラスメント)を防止するために、必要な措置を講じることになります。最近では、パタニティー・ハラスメント(パタハラ)という言葉もあるそうで、男性が育児参加を通じて自らの父性(パタニティー)を発揮する権利や機会を、職場の上司や同僚などが侵害する言動におよぶことを言うそうです。もちろん、このパタハラも防止措置を講じる義務が県や県教委に求められることになります。私たち熊本高教組としても、早急に方針(何がマタハラ、パタハラにあたるのかなどを明らかにしたうえで)が明示され、職員への周知や啓発、研修の実施を求め、相談窓口設置が滞りなく行われるように求めていきたいと思います。

 

author:kumakoukyouso, category:その他, 12:52
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高校生が平和のメッセンジャーとして・・平和をかたりつぐおはなし会開催!

 今回も、核兵器廃絶と平和な世界の実現をめざす高校生1万人署名活動メンバーの活動報告です。3月11日(土)、「ノーモアヒバクシャ第11回被爆体験を継承する会」において活動報告をした彼らは、翌日(12日)には県立図書館子ども図書室にて、通算第5回目となる「高校生による平和をかたりつぐおはなし会」に絵本や紙芝居の読み手として参加し、小さな子どもたちを相手に戦争や平和をテーマにした紙芝居、絵本の読み聞かせ、パネルシアターの上演などを行いました。

 終了後には、高校生たちは平和を祈る折り鶴の折り方を子どもたちに教え、楽しい時間を過ごしていました。またぜひやりたいと意欲満々のようすでした。

 

author:kumakoukyouso, category:高校生1万人署名活動, 14:21
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